家中おそうじこれ1本!
というキャッチフレーズで大人気の「ウタマロクリーナー」
洗剤ってボトルばかり増えてしまい管理が面倒なので、「ウタマロクリーナー」ならボトルも1本で場所も取らないしデザインもレトロで可愛いですよね!
そんな「ウタマロクリーナー」ですが、
- 床掃除をするとベタベタする
- ワックスが剥がれる
というお悩みを持っている方が多いようです。
実は、「ウタマロクリーナー」には、使い方にコツがあるようで…。
そのコツとは、
「ウタマロクリーナー」で床拭きする時は薄める方がいい!
ということです。
どういうことか、気になりますよね?
それでは、詳しく解説していきましょう!
★ウタマロクリーナーで床拭きする時は薄めるほうがいいのか
★ウタマロクリーナーで床拭きするとなぜベタベタするのか
★ウタマロクリーナーでワックスが剥がれるのか
★ウタマロクリーナーの正しい使い方
ウタマロクリーナー床拭きする時は薄める方がいい?
ウタマロクリーナーは、そのままの濃度で床拭きに使ってもいいのでしょうか?
最初に、代表的な床拭きクリーナーについて、調べてみましょう。
まず、花王の「かんたんマイペット」は、
- 界面活性剤(ア ルキルアミンオキシド) が0.2%
と、かなり低い濃度 になっています。
そして、よく床掃除に比較されるクイックルホームリセッ トは、
- 界面活性剤 (アルキルアミンオキシド)が 0.4%
と、マイペットより濃度は高めです。
それでは、ウタマロクリーナーはというと、
- 界面活性剤 (アルキルベタ イン)が5%
と、濃度がかなり高めになっています。
そもそも、界面活性剤って何?
という方のために、簡単に説明しますね!
本来なら混じり合わない、“水”と“油”を、性質を変えることによって混ざりやすくする効果があります。
例えば、食器用洗剤は、この効果を利用して、油汚れを水で洗い流しやすくしています。
また、この界面活性剤には、
ヌルヌル・ベタベタとした触感が残りやすい
といった特徴があるのです。
つまり、濃度が高ければ高いほど
- 水と油が混ざりやすくなる
- ヌルヌル・ベタベタとした触感が残りやすくなる
ということになります。
そのため、床拭きでベタベタする場合には、
ウタマロクリーナーを薄めた方がいい
ということになりますね!
ウタマロクリーナーで床拭きすると床がベタベタする?
インスタなどのSNSでも人気で、主婦の間で人気の「ウタマロクリーナー」
使い方もYouTubeで多く動画で載せられているNo.1の住宅用洗剤です。
家中おそうじこれ1本!とうたっていますが、Yahoo!知恵袋で多く質問されているのが、「ウタマロクリーナー原液で床拭きをするとベタベタします」という問題です。
ではなぜ、床拭きをするとベタベタしてしまうのでしょうか?
ウタマロクリーナーの床拭きで床がベタベタする理由①洗剤濃度の濃さ
ウタマロクリーナーは界面活性剤(アルキルベタイン)が5% と濃度が高めになっています。
界面活性剤には、
ヌルヌル・ベタベタが残りやすい性質
があるため、濃度が濃いまま使ってしまうと、ベタベタした触感が残りやすくなってしまいます。
ウタマロクリーナーの床拭きで床がベタベタする理由②洗剤のこりで床が乾きづらい
濃度が濃いので、洗剤のこりが気になっていると言う意見も多いと思います。
洗剤のこりは小さなお子様やペットを飼われている方は気になりますよね!
洗剤のこりがあるとベタベタがいつまで経っても残っていて、水拭きすると泡が出てくることがあります。
そのためにベタベタしていることも原因の1つと考 えられています。
ウタマロクリーナーで床拭きするとワックスが剥がれる?
ウタマロクリーナーで床拭きすると、ワックスが剥がれることがあるのでしょうか?
界面活性剤には、
水と油を混ざりやすくする性質があります。
実は、ワックスを塗り直す時に使用したりする「ワックス剥がし」の主な成分も、界面活性剤です。
この濃度が高いと汚れをとる力も強く、取れかけのワックスだったり、キッチンの床など水などが常に床に付着している状態だと、元々塗っていたワックスが剥がれてしまう場合があるのです。
必ずしも剥がれる、という訳でもなく、洗剤にもワックスにも入っている成分によって相性もあります。
私は研究者や洗剤会社の者ではないので、詳しく成分などに関しては分かりませんが、例えば、
- ウタマロクリーナーの成分と、使用していたワックスの相性によっては、剥がれやすくなっている
- ボトルの裏面の成分が記載している場所に書いてある以外にも、剥離剤のような成分が入っている
といった可能性もあります。
(日本は、ごくわずがな成分に関しては記載しなくてもいいことになっています。)
- 見にくい所に少量、使用して使用感を試す
- 最初は、なるべく薄い濃度から始めて、使用感が気になれば、徐々に濃くしていく
このような方法を取ることで、使用して失敗した、といったことを防ぐことができますよ!
ウタマロクリーナーの床掃除する時の正しい使い方
では、ウタマロクリーナーを使いたいけど床がベトベトしてお悩みの場合の対策と、正しい使い方について説明していきますので、参考にしてみてください!
ウタマロクリーナーで床掃除する正しい使い方①スプレーボトルを使う
濃度が濃いことで、ワックスがはがれてきたり、洗剤のこりがあったりしてしまうので、希釈して使うことをお勧めします!
2度拭き入らず!というキャッチフレーズですが、ベタベタしなければ2度拭きは必要ないので、このキャッチフレーズもウソではありませんよね!
希釈の方法を解説
- スプレーボトルを用意して、95gの水を入れます。
- ボトルの口にウタマロクリーナーのスプレー部分をつけて1プッシュ入れます。
(1プッシュ約1gです) - フタを閉めてよく振ります。
完成です!
目盛りがあるボトルだと測りやすくオススメです!
そこまで几帳面にしなくても大丈夫です。
※この希釈したウタマロクリーナーは、防腐剤も希釈されてしまっているので早く使い切ってくださいね!
床に直接スプレーしてワイパーなどで拭き掃除します。
希釈の倍率はお好みでもOKです!
ウタマロクリーナーの床掃除する正しい使い方②雑巾などにスプレーする
雑巾や、マイクロファイバークロスを濡らして直接ウタマロクリーナーをスプレーして、馴染ませて使います。
床の汚れがひどい夏や、食べこぼしなどがある箇所には原液よりも薄まって使用できるのでベタつきも抑えられていいかと思います。
乾いた雑巾などに使うとベタベタしてしまうので、濡らしてから使用してくださいね!
ウタマロクリーナーで床掃除する時の注意点
ウタマロクリーナーには使えない場所やモノがボトルの裏面に記載してあります。
特に、フローリングの床で無垢を使っているお宅は後悔するくらい洗剤が取れなくなってしまうので気をつけてください。
使えない場所、使用できないものはこちら
- 水拭きできない家具・床・壁紙など、天然の石材
- うるし等の塗り製品、銀製品、
- 自動車、液晶・プラズマディスプレイの表面
- 革製品
ボトルの裏面に書いてある表記になりますが、フローリングに直接スプレーして放置すると、使える場所でも白くなってしまいますので、放置しないようにしてください。
また、他にも失敗したことや情報があれば追記していきますね!
まとめ:ウタマロクリーナー床拭きする時は薄める方がいい?
今回は、
- ウタマロクリーナー床拭きする時は薄める方がいいのか?
- 床ベタベタしたり、ワックスが剥がれる原因はなにか?
を調査してきました。
今後もウタマロクリーナーの効率的な使い方や、床拭きのベタベタする対処法や、ワックスが剥がれる原因などから、正しい使い方を追記していきますので、保存版としてメモしておいてくださいね!
注意点や失敗例なども、どんどんご紹介していきますので、よろしくお願いいたします!